日干の事典 · 2 / 10
乙
乙(きのと)・陰の木 —
草花
折れるのではなく、回り込む人。
あなたという人
突撃するのではなく、しみ込んでいく人です。場の空気や人の気持ちをすばやく読み、折れる代わりにしなり、気がつけば望んだ場所にちゃんと立っています。草花を弱いと言う人は、つたが崖を登りきる姿を見たことがないのでしょう。あなたの柔らかさは戦略であり、それはきちんと機能しています。
強み
- どこでも生きていける適応力——新しい職場、新しい街、新しい人の輪にも、人の半分の時間でなじみます。
- 人が口に出す前の気持ちをとらえる、細やかなアンテナ。
気をつけたいこと
- 「いいえ」と言うのが苦手で、引き受けた覚えのない損まで背負ってしまいます。
- 寄りかかる先ばかり探していると、自分自身の力が育つのが遅れます。
恋愛
相手にゆっくりと、そして完全に絡みついていきます。いちど絡んだら、手放すのは根ごと引き抜くようなもの——草花の別れが長く痛むのはそのためです。登れるほどしっかりしていて、登られていることに気づかないふりをしてくれるほど優しい人と、いちばんよく花開きます。
仕事
人間関係とタイミングで成り立つ仕事——営業、交渉や外交、ケア、デザインなど、人を読む力がそのまま技能になる分野です。よいチームの中、あるいは強いパートナーの隣で、いちばん高くまで伸びます。
相性 — 干合する相手、冲する相手
干合:庚(かのえ)・陽の金 — 鉄剣。 陰の木は陽の金と干合します(乙庚の干合)。つたが支柱を見つけたようなもの——登っていける頑丈な相手で、ふたり一緒なら、ひとりでは届かない高さまで行けます。
冲:辛(かのと)・陰の金 — 宝石。 陰の木は陰の金と冲の関係にあります(乙辛の冲)。宝石の鋭い縁は、草花を簡単に傷つけます。少し距離を置くことで、どちらも品よくいられます。
日干どうしの相性は入口にすぎません。二人の生年月日を入れると、相性診断が通変星(互いにとって何にあたるか)と五行の補い合いまで読みます。
身強・中和・身弱
同じ日干でも、ほかの七文字にどれだけ支えられているかで読み方が変わります。
- 身強 — 真夏の草花です——四方八方へ一度に広がります。登る壁は十ではなく、二つに絞ってください。
- 中和 — 柔らかいところは柔らかく、肝心なところにはしっかり根を張る——いちばん暮らしやすい草花の姿です。
- 身弱 — 日陰の若芽です。まず登る壁を見つけてください。登ること自体は、あとから自然についてきます。
ほかの九つの日干
自分の日干を調べる
生年月日を入れるだけ。韓国式の精密な干支暦で計算し、登録も保存もありません。
